母さん、お肩をたたきましょう
タントン タントン タントントン♪
小さい頃、母と父から「ちょっと肩叩いて」と頼まれたのを思い出します。
お小遣い目当てでしたが(;’∀’)
はじめは優しくトントンしていますが、こっちも疲れてくるし
早くお小遣い欲しいから、トントンがドンドン、ドドドドドドン!
早く強く、ほぼパンチです・・・
すると「もう痛いからやめてくれ~」となり終了してました。
「肩たたき券」もプレゼントしたことあったな~~懐かしいです。
しかしっ!肩を叩いても肩こりは良くなりませんよ。
筋肉は細い繊維で出来ています。
鶏肉なんかを割いてみるとキレイに割けるじゃないですか。
その繊維の束が伸び縮みして、筋肉は動きます。
肩こりはその筋繊維が固まって動かない状態です(正確には筋膜も関係しています)
肩の場合は、首から肩に沿って繊維が流れています。
トントン叩くという事は、その繊維を叩いているという事。
鳥のささ身をボイルして潰すとグチャグチャになるイメージですね。
揉むのも同じですね。
叩くと筋繊維が壊れてしまい、炎症を起こします。
炎症を起こすと少しの時間、麻痺しますね?
それで痛みが消える、と言うか感じなくなるんです。
小さな子供の力ならコミュニケーションと思ってトントンはありだと思います。
出来るだけトントンは避けた方が良いです。
では、肩をどうほぐせば良いのか。
一番は、筋繊維に沿って軽く圧をかける方法が良いと思います。
お風呂に入ってカラダを温めると筋肉も柔らかくなります。
入浴中は滑るのでそのまま、出てからはクリームなどを指や肩に塗って
首から肩に向かって、ゆっくりと圧をかけて行きます。
人差し指から薬指までの三本の指で圧をかけるのが、簡単です。
このやり方なら、いわゆる「揉み返し」は起こりにくいです。
ゆっくり、じわ~~っとを心がけて下さいね!
早稲田の整体院Shiseiyaでは、肩こりの筋肉群をもっと深くまで
緩める事をしています。
一度、試してはいかがでしょうか!